
今回は、アメリカのV系と呼ばれている「Black Veil Brides」をご紹介してまいります。
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Black Veil Bridesとは
2006年アメリカはオハイオ州シンシナティで結成されたBLACK VEIL BRIDES。結成時、弱冠19歳であったAndy Six(Vo)は全米に留まらず日本のゴス&エモ・ファッションのカリスマ的ヒーローでもあった。当時アイドル視されていた彼らだがAVENGED SEVENFOLDやASKING ALEXANDRIAなどトップ・バンドとの度重なるツアーも手伝い年月を追うごとに本格的なメタル・バンドへと成長
1stアルバムでは、メタルコアやエモに影響を受けた曲調が多かったが、2ndからは80年代HR/HMのような楽曲を中心としている。
バンド結成の経緯

-2006年オハイオ州シンシナティで結成されたとのことですが、結成の成り行きについて詳しく教えてください。
実際には14歳の頃に始めたんだ。既にその時に自分のバンドへのビジョンをはっきり持っていた。MOTLEY CRUEやKISSが俺のアイドルだったから、超人的でスーパー・ヒーロー的なイメージを求めていたんだ。
シンシナティというすごく不思議な場所にいたから、結成からラインナップも変わったけど、3年半くらい前に今のメンバーと出会ってね。LAに移って、いろんな人たちとも知り合いになった。パーティーで知り合ったり、紹介されたりして、その人たちが特別な音楽を聞いていたり、フィーリングがあっていたら、バンドをやらないかって誘ったりしたんだ。
https://gekirock.com/interview/2010/11/black_veil_brides.php
バンド名の由来~現在

バンド名は、中心人物であるアンディ・シックス(vo)が強い興味を持っていたローマ・カトリック教会と、それが想起させるダークなイメージに由来する。
2009年には、インディーズレーベル「Standby Records」と契約を結ぶ。結成から数年の間に、バンドは数回のメンバー・チェンジを経験しながら、2枚のEPをアメリカとヨーロッパのみでリリースしている。 2010年9月4日、紅一点のサンドラが脱退を表明。
(その後、一緒にツアーを回ったレーベルメイトのMODERN DAY ESCAPEに加入) それに伴い、CCことクリスチャン・コーマ(ds)の加入を発表する。2010年に1stアルバム『We Stitch These Wounds』でデビューを飾る。全米アルバムチャートでは、初登場36位を記録した。収録曲Perfect WeaponはゲームSaints Row: The Thirdに使用されている。
2011年3月11日には、原宿で初来日公演も開催されたが、開催当日の午後に発生した東北地方太平洋沖地震の影響で急きょ来演できなくなった客に対し、緊急の払い戻し措置がとられた。
2019年11月28日、ベーシストのAshley Purdyが脱退。同月29日、新ベーシストであるLonny Eagletonの加入とともに、スメリアン・レコードに移籍&2曲入りEP「The Night」をリリース。
2020年7月1日、デビューアルバム『We Stitch These Wounds』のリリースから10周年を記念し、同アルバムを現メンバーで全曲再録した『Re-Stitch These Wounds』をリリースすることを発表。
メンバー
アンディ・ビアサック / Andy Biersack – (ヴォーカル)
アメリカでは、エモファッション界のカリスマとして、若者から非常に人気が高い人物。アンディ・ビアサックは一時期Andy Sixx(もちろん元ネタはモトリー・クルーのNikki Sixx)なんてステージ・ネームで活動していたくらいのモトリー・ファン。
ジンクス / Jinxx – (ギター)

ジェイク・ピッツ / Jake Pitts – (ギター)

ロニ・イーグルトン / Lonny Eagleton – (ベース)

クリスチャン・CC・コーマ / Christian “CC” Coma – (ドラム)

おすすめ曲
In The End
セールスが500,000ユニットを突破し、ゴールドディスクを獲得
3rdアルバム『Wretched and Divine: The Story of the Wild Ones』に収録
Knives and Pens
1stアルバム「We Stitch These Wounds」の収録曲
おすすめのアルバム
レッチド・アンド・ディヴァイン~デラックス・エディション(初回限定盤)(DVD付)
全米7位を記録した3rdアルバム
ゴシックロックや、パンクロックの影響も取り入れ、曲間にスポークンワードも入れるなど、意欲的な作品。
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